「珠李

俺は、あんたに出会ってから変われたんだ。

自信が持てなかった俺に、声をくれた。

そんなあんたに俺の人生を変えられた。

あんたはいつも真っ直ぐで、一生懸命で、

どんな時だって強さを忘れない、優しさを忘れない、すげー人だ。

そんなあんただから、俺は好きになった。

あんたと一緒にいて、俺は

弱いところとか、鈍いところとか

いろんなあんたを見つけて

でもそんなところも、全部全部ひっくるめて、

やっぱ大好きだって思った。

一生手放したくないと思った。

一生隣にいたいと思った。

あんたを守るのは、ずっとずっと俺がいい。

10年後も、100年後も、俺は変わらずあんたを愛し続ける。

この先俺には、あんた以上に好きになれるやつなんて絶対にいない。

あんたがこの先好きになるやつも、きっと俺しかいない。

こんなにも俺を好きにさせたんだ。

だから…」

悠梓くんは小さく息を吸った。