夏実「おはようおにい…」
康介「おお!夏実!おはよう!」
夏実「一つ聞いていい〜? なぜおにいはうちにいるの〜」
康介「家の鍵がないから」
毎日同じ質問は呆れるぜ
夏実「なんでこの間おばさんが帰ってきたときいわなかったの〜おにいばかなの〜」
康介「だってかあちゃんにあうのめんどいし」
夏実「おにいヒキニート」
康介「ヒキニートでなにが悪い」
夏実「…開き直った!」
康介「うるせ〜」

今日も夏実のばかと朝から騒ぐといっても 俺や夏実は14と10だが学校にいってない。俺らのような奴らのことを世間ではニートとか言うらしい。
だいたい現実なんて腐ってるんだ そんなことは6歳児の夏実でも知っていた。
そんな腐った世界の学校なんでところにいくよりは家でネットをしてた方がいい。彼女?俺には画面の中に嫁がいる 十分だ。