「もうすぐ修学旅行だねぇ〜」

「だねぇ〜沖縄かぁ…行くとしたら美ら海水族館だよね!!」

「だな!!海じゃなくて美ら海水族館が良い!当日、雨になれー!!」


総合の時間、三人は笑いながら修学旅行の話を話している。
三人は同じ斑なのだが他の同類メンバーとは離れてしまった。
皆は先生達に抗議をし、どうにか同じ部屋には泊まれるようにはなった。


「本当良かったぁ皆、同じ部屋になれて!!」

「本当にね。あの時、松が先生に抗議しなかったら同じ部屋にならなかったもんね。」

「うんうん。部屋決めの時、佐草が泣いてビックリしたんだよ?」

「うぅ…ごめん…」

「謝らないの!心配かけやがって」

文裟が笑いながら佐草の頭を撫で優しく微笑んだ。

佐草は涙ぐみながら小さく笑った。



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