だが、一向に見つからない。




まさか、違う空間か?




そのとき、




『助けて………』



神楽の声が聴こえた気がした。



すると、

細い光が真っ直ぐ続いているのが見えた。



きっとこの先に神楽がいる。





この教室か



黒い結界を壊して、中へ入る。




「結界が破られただと !?」




「神楽っ!」



そこには、息も絶え絶えに横たわる神楽の姿が。




「りゅ…ごめん、なさい」



「んなこといいから!」



守ってやれなくてごめんな…




「覚悟はできてんだろうな?」



俺は敵を睨みつける。



こんな雑魚一瞬で片付けられるわ。



ぱっと、水の粒をだして奴を囲う。




「なんだこれは?」



「死ね」



水の粒が鋭い刃となって、


一斉に突き刺さる。



「ぎゃああああっ」



本当に瞬殺だな。



俺は神楽を抱えて雲雀のいる保健室へ向かった。