「誰も四人転校するなんて言ってないだろ。この、せっかちが。」
「え、じゃあどうやって…」
「ふぅ、ちょっと着替えてきてくれるか?」
おばあちゃんの言葉に、
四人が立ち上がる。
しばらくすると、
「虎太郎は一つ下の学年へ。
龍心はお前と同じクラス。
雲雀と武は先生として学校へ行ってもらう。」
え、龍心くんと一緒!?
本人も今初めて知ったようで、
とても嫌そうな顔をしている。
「いつ、どこで敵がやってくるか分からないからな、力は分散させといたほうがよかろう。」
「ってことだから、よろしくね神楽ちゃん。」
「は、はぁ………」
あたし、
これから普通の生活送れるのかな?