クラスのみんなも、ニヤニヤしながら こっちを見てることにも気付かない。 ばぁーか。 この学校で、俺がお前にちょっかいかけてる理由を知らないのは、 お前くらいだよ。 俺の気持ちが、この鈍感女に届くのは さてさて、いつのことになるのやら。 沙智が俺の気持ちに気付くそのときまでは… 「あーー!門田があたしのお菓子とったーー!」 「授業中にお菓子を食うなーー!!」 少しのイタズラ心も許してね。 ~end~