気づけば、さっきの息苦しさもなくなっていた。 妃菜「なんなんだろ、私は」 こんな私をみたらきっと、 離れて行ってしまう、嫌われてしまう。 誰にも、ばれない様にしなきゃ。 とっさにそう思った。 妃菜「まだ2時…」 時計をみたら、まだまだ朝には遠かった。 だからといって、 また寝れる気がしない。 きっと、あの夢を見たら 私はまた自分の左手を切るだろう。 だって、知ってしまったから。 左手を切ったときの安心感を。