妃菜「いつも仕事が終わるのが 9時過ぎなんです! だからもう少しで帰ってくると思います!」 とっさにでた"嘘" 龍「・・・そ。」 少し間のあった龍先輩の返事。 龍「なんかあったら言えよ。 電話してくれりゃ出るし。」 龍先輩は私のふとした表情も 見逃さずにいてくれた。 何も聞かないでいてくれたのは きっと龍先輩の優しさ。 妃菜「ふふっ やっぱ好きだなぁ...」 なんていうと龍先輩は少し笑って 龍「はいはい。」 そう答えてくれた。