そう、目の前に立っていた人は龍先輩だった。 龍「こんな時間に何してんだ。」 妃菜「あーえと...散歩?」 曖昧に答え笑ってみせると、 龍「一人でか?」 妃菜「はい...」 龍「ふーん。」 ていうか、龍先輩がいるなんて信じられない...。 龍「かえらねーのか?」 妃菜「あと少ししたら帰ります...」 本当は帰りたくない。 どうせ一人なんだから。