妃菜「す、すみません・・・。」
クラスのみんなからはくすくす笑いが聞こえる。
星奈「あほ・・・。」
星奈もあきれた様子だ・・。
先生「罰としてしばらくそこに立っていろ。」
妃菜「は~い・・・。」
あ~あ。
怒られちゃったよー。
って、そんなことより龍先輩見たい!
__バチッ
もう一度外を見ると
龍先輩と目があった。
龍先輩は口パクで私に
"ばか"
ポッと赤くなる私の頬。
嬉しくてにっこり笑い、私も口パクで
"スキ"
と伝える。
まったく話のかみ合っていない会話だが
龍先輩と話せたことがとてもうれしい。

