真剣な龍先輩の瞳を見て、 つい目をそらした。 龍「妃菜、こっち向け。」 だけど、それを龍先輩は許してくれなくて。 私はそっと龍先輩を見た。 龍「何を、抱えてる? あの日、何があったんだ?」 ビクッと震えた私の身体。 言えない、言えるわけがない。 妃菜「何もない…です。」 龍「嘘つくな。」 だって、言ってしまったら あなたは、あなたたちは私の傍からいなくなっちゃうでしょう…?