妃菜「お、ねがい、どこに、もいかな、いで…」 かろうじて出た言葉。 こんな私、嫌われてもしょうがないってわかってる。 さっきの夢が正夢になってもおかしくない。 だから、怖かったんだ。 一人ぼっちは嫌なんだ。 龍「いかねえよ。」 その言葉を聞いたら、また出てきた涙。 涙は枯れたと思っていた、 だけど枯れていなかったね。 私、龍先輩の前だとこんなに弱虫になるんだ。 妃菜「うぅっ…」 ありがとう、龍先輩。 私は龍先輩の腕の中で 泣き疲れていつの間にか眠っていた。