星奈「龍先輩、妃菜のことなんですが…」
龍「腕、自分でやったのか、あいつ。」
龍先輩は気づいてた。
妃菜の腕がカッターで切られていたことに。
零先輩は黙って私たちをみていた。
星奈「気づいてましたか…。
私も昨日はじめて気づいて。
たぶん、自分でやったんだと思います。」
龍「そうか…。」
目線を下にして、悲しそうな顔をする龍先輩。
星奈「きっと、妃菜はこれからも自分を傷つける。
だから、お願いします…
妃菜を、救ってください。」
それだけいうと私は泣いてしまった。
そんな私を零先輩は優しく抱き寄せる。

