右手を出されたので私も右手を出し握手をしようとした途端佑都君が私の手を自分の方へ引っ張り私は佑都君の胸の中へスポッとはまってしまった。
「きゃ！」
急だったので私は顔を真っ赤にさせてしまった。
「ちょっとこのままにさせてくんね？」
「う、うん」
静か過ぎて外の音がよく聞こえる。
突然、佑都君が私から離れ
「あのさ学校中で噂んなってると思うけど聞いたかな？俺花蓮ちゃんのことが好きみたい。」
･･･。え？急すぎる。わわわわどうしよー 。
ん？待てよ？もし私に彼氏ができたら、あいつはよってこないはず…。
「どうした？あ！返事は急がなくていいよ？」
佑都君は飛びっきりの笑顔で私に言ってくれた。でも私はすかさず
「おおおおぉOK！！」
「え！ほんと！よっしゃ！！」
佑都君はガッツポーズをした。
「やっと俺のものになった。よろしくな！花蓮？呼び捨てでもいいか？」
「う、うんいいよ。よろしくね。佑都。」
「あぁ！！」
佑都は嬉しそうにして保健室に向かいわたし達は別れた。
あ〜どうしよー。なんか二股みたいになってないかなぁ？心配しながら教室に戻ると先生は私のところに来て
「おい花蓮大丈夫か？」
「え？あ！は、はい。」