初恋は君

「大丈夫。俺花蓮がアイツに何されようとそれは奴隷だからしょうがないって言い聞かせておく。でもお前は俺が初めて好きになった女だからぜってぇアイツの好きにさせねぇ。」
「ぁ…りがとぅ」
私もそれを願って佑都に力いっぱい抱きついた。
そして5限も終わり放課後に。私は学級委員だったので教室で片付けや日誌を書いたりしていた。一人は心細かったけどあいつからのメールが来なかったので安心して仕事をすることができた。バックを持ち帰ろうとしたとき
「やっと終わったか。」
「え!?」
ドアの横に諒太がたっていた。私はあまりの恐怖で動けなかった。
「お前とうとう約束破ったな?」
「なんのこと?」
「はぁ。とぼけんじゃねーよ!俺のいうこと破ったよな?ふつーにさっき嘘ついたよな?」
「はっ!そうだった!ご、ごめんなさい!!」
諒太は教室のドアを閉め、鍵をかけた。
「お前さぁなんであ〜ゆうこというかなぁ。つまんねぇだろーが。まぁ約束は約束だ。お前は一回俺の言うこと破ったからキスな。」
諒太は私の手首を掴んだ。
「い、いや!私彼氏いるんだから!
キキキスしないで!」
私が顔をふせているとどんどん押されて背中が壁にくっついてしまった。諒太はどんどん近寄ってきていきなりキスをした。
「ん!…ぃや!…」