下を向きながら自分の席に戻ると諒太が私の机の上に手紙をおいた。
《おい何してた?》
何?てかなんで教えないとナノ?
《特に。校内の散歩》
なんとなく書いてみた。
《ヘー。嘘つくんだ。》
??顔を諒太の方に向けるとまた手紙をよこしてきた。
《佑都といただろ?窓からしたの廊下が見えた。いやーすげーな!授業サボってほかのクラスのやつとイチャイチャしてるなんて(笑)》
って。キモい。キモすぎる。なんなんマジ!?どこまで見てんねん!?
私はイライラに我慢できず、教室を飛び出た。急いで佑都君にこの話聞いてとさもらうとした。
ガラガラ…私は保健室に入った。
「佑都いる?」
「ん?どうした?」
カーテンから佑都が目をこすりながら眠そうに出てきた。
「あ、体調大丈夫?」
「何?心配してくれんの?嬉しい♥」
佑都と会話しているとなんか気配を感じた。後ろを振り向くと…
「りょりょりょ諒太!?」