こんなわがまま お母さんが聞いてくれるのだろうか。 そう思いながらも 寝ているお母さんに向けて言った。 当然、 聞こえていない。 私、バカだなぁって お母さんから離れた。 そしたらお祖母ちゃんが 部屋に入ってきて、 「いいわよ」 って言ってくれた。 「頑張りなさい。」 そう言い捨てて どこかに行った。 私はもう一度 お母さんを見た。