あれから何日かした。 学校では やっぱり会わない。 塾は 残念ながら毎日は行ってないので 会っていない。 「宗太。」 俺は 参考書を開いていた。 「ごめん。」 そう言われて 頭をポンッとされた。 振り返ったけど もう誰も後ろにはいなかった。 …チャラ男、 今度は何をしたんだ。 どうせ大したことではないだろうと また机に向かった。 そろそろ、 夏が終わるようだ。