君だけが知っている事。

「ロルトの契約内容と同じでいいな?」

「はい、もちろんです!」

「なら月始めに各100個ずつ納品しよう。
王族と貴族仕様のものに関しては個々で受け付ける。」


「はい!
それでは早速陛下から大型冷蔵庫10台、クーラーを300台、洗濯機を10台の注文が届いております
貴族の方からは冷蔵庫が30台、クーラーが132台、洗濯機が16台の注文をいただいています。」

「……なぜ俺が来る前から注文が入ってる?」

「ロルトの王が陛下に自慢されたようでして、この国にもその噂はすぐに広まり、この状況でございます」

ああ、なるほど…

「なら王族と貴族の分は1週間後取りに来い。
格はもう出来ているからな。
他は規定通り来月から納品する。」


「はい!ありがとうございます!」


契約書を書いて俺は家に戻った。



4次元ポケットのようなカバンに入れて置いた商品達を魔法でとりだし、倉庫におく。

もう王族用も、貴族用もかなり作ってあるので、今すぐ取りに来てもらっても平気だ。
けどそれをしないのは、あんまり作るのが速すぎて不審に思われたくないから。

王族用のは殺るのがかなり難しいされる高位ドラゴンの皮で出来ている。
貴族用は中位ドラゴンの皮だ。

高位ドラゴンとなると100人がかりでもやっとだそう。
死者もすごいでるらしい。

中位ドラゴンは最低50人くらいで倒しにいける。


まぁ、一般の話であり、魔力も多く武術も使える俺からしたらそんなでもなかった。

敷地に結界を張り、侵入者が入れないようにする。

馬になっていたリルとリラは、元の姿に戻り、馬車を倉庫の中に入れている。

「リル、リラ
畑を作るぞ」

「「(はい!)」」

「そこからそこまで掘れ。ロルトの家と同じようにな。」

「(うん、わかった!)」
「(結界も?お水は?)」

「それは俺がやる。」

「(はい!)」


リルとリラにまかせたのは、おおきなカブのような形をした甘い野菜を育てる為のところ。

ラマと言って、何処でも育ち、肥料入らず、そして1週間で育つ植物だ。

ラマは育てやすいが味に問題があった。
香りは甘いのに食べるととても渋いのだ。



俺はそれを改良し、渋味をとって甘味を残し、さらに甘味を増幅させたのを育てる。

もともとラマは土で育てていたが、土から栄養を吸いとっていた為に、土の不純物などが混ざり渋くなってしまっていた。
それに気づき、魔法で浄化した綺麗な水の中で育てることにしたのだ。
この世界にも甘味はあるがとても高い。
けれどラマなら大量生産できるし原価も安いので安くうれるのだ。