君だけが知っている事。

いろいろな研究やら家具集めやら訓練なんかで1週間はあっという間に過ぎた。

そしてイアンが家にやってくる。


今回は王の遣いがそのままとりにきたらしい。


「はい、確認しました。
代金はギルドのほうに支払っておきます。」

遣いのものにそういわれ、次は貴族用の納品だ。
イアンが着々とギルドに運んでいたらしい。

もう倉庫にはほとんど残っていない。


「クロース様、納品の確認が終わりました。
今回は合計白金貨1956枚似なります
ギルドへの負担として1割引きとなり、白金貨1枚、金貨95枚、銀貨6枚を引きまして、手取りは白金貨1954枚、金貨4枚、銀貨4枚になります。」

「………。」

そんなにか。



そういえば王宮の部屋すべてにクーラーつけるみたいだしそんなものか…

「白金貨1000枚は手元に、他は口座に振り込んでくれ。」

「はい。かしこまりました。
後程取りに来ていただく形になりますがよろしいですか?」

「ああ。それと新しい商品を売り始めることにしたから」


「はい。なんでしょう?」


「新しい甘味だ。」


「……甘味、ですか」

一瞬渋い顔をしたイアン
まぁ、甘味は高くてなかなか売れないからな

「ちなみに原価は?」

「…ほぼ0だな」

「ゼロ!?
え?甘味ですよね?」

「ああ、嘗めてみろ。」

そういって粉末状の砂糖を渡す


おそるおそるといった風に嘗めたイアン


「…っ!!
なんですかこれ!」

「甘いだろ?」

「甘いです!どの甘味より甘いのに原価がゼロってどういうことですか!?」

「まあ、そういうわけだから。」

「そういうわけって…
はぁ、わかりました。」


「こっちで売るのは面倒だからギルドの方で売ってもらいたい。
粉末が砂糖で、液体がシロップだ。
原価はこの入れ物代くらいだな。
値段はそっちで決めてくれていい」

「わかりました。
でしたら銀貨1枚で売らせていただきます。」

「そんなに高くするのか?
俺は売り上げの1割りをもらえればいい。
もう稼ごうとは思っていない」


「1割りですか?
こちらはそれだと助かります

しかし、甘味は100gで金貨1枚が平均的です。
あまり下げすぎる必要もないかと…」


「そうか
まぁ、今納品できるのは砂糖が600のシロップが500だ。
明日には砂糖、シロップ共に1000ずつできる。」


「そんなにですか?
わかりました。ではそのようにさせていただきます。

ちなみに月どの程度でお作りになれますか?」


「各2000ずつは作れる」


「わかりました。
それなら足りると思います。
足りない場合、それ以上に生産は可能ですか?」

「そうだな。
500ずつくらいなら平気だ。」


「はい、ではこちらの契約書にサインをお願いします」


契約書持ってたのか、こいつ。

サインをして砂糖たちをわたした。