噂のアヤメちゃん

私の肩を掴みながら、かなめが必死な顔で、眉を下げて言う。




「萌が死んだって、どういう事なの!?」




ここまで言ったのなら…仕方ない……。


かなめに、全てを………話そう……。




「葵が死んだって聞いた日の二日前、つまり四日前の事なんだけど………。


葵が言っていた事…覚えている…?変な噂の…話」




四日前ー…。




そう、あの日から、全てはおかしくなっていったー………。




「嗚呼……噂のアヤメちゃん………?


それが、何……?」




それが、今回の事とどう関係しているのよという顔をしている。


まあ……だよね。


普通、その反応するよね。




「あのね……あの日の放課後…………私、アヤメちゃんに会っちゃったんだ………」


「は………?冗談はやめてよ」


「冗談じゃない!……本当だよ」