噂のアヤメちゃん

「うわあああああああっ、あああああ!!」




次第には、泣き叫んだ。


私とかなめは、その様子を黙って見ているだけ……。




胸が、張り裂けそうだった。




萌が、泣いている。


葵がいなくなってしまったから…。


しかも、葵を殺したのは私だから……。




胸が痛くて痛くて、堪らなかった。




「萌…」


「うわあああっっ、あああああっ……あああ…!」




いつも惚けているようで、天然で、穏やかな萌ー…。


しかし、今私達の目の前にいる萌は、そんないつもの萌とはかけ離れていた。




ごめんね…。




私は、心の中で呟いた。




葵を殺しちゃって、ごめんね…。