罪悪感に苛まれる。


私は、どうして葵を殺してしまったんだろうって。


葵は、悪い子じゃなかったのに。大好きだったのに…。




なのに…。




これからも、私は毎日、愛する人を一人ずつ殺さなければいけない。


それはきっと、




お母さん、


お父さん、


ちなみ、


萌、


かなめ、


そして、幸樹君ー…。




まだ、六人も残っている。


あと六回も誰かを殺さなければいけない。


あと六回もこんな嫌な想いをしなければいけない。




アヤメちゃんと契約した事を、


私は早くも後悔していた。




大丈夫かな……私…。