今日も、楽しく皆と過ごす。




「もう~、かなめったらぁ~。


くしくらい、学校に持ってきたら~?」


「そうだよ、かなちゃん。


女子力低いくせに、乙女なんだから」




にまにまと笑う葵。




「お、乙女って何よ!」




キッと眉を吊り上げるかなめ。




「え~?でも、かなめちゃん隣のクラスの睦月君のことが好きなんだよね~?

あれ…違った…?」




そして、天然な萌。




「ああ~!!それは言わないでよお~!萌!」


「やっぱりかなめは乙女だね」


「かなちゃん、睦月君に振り向いてもらう為にも、女子力上げておいた方が


いいと思うよ!」


「うるさーい!」




こうして、皆と馬鹿みたいに過ごすのが、すっごく幸せ。


楽しくて、ずっとこうしていたい位。