「いや、なつみが謝る事ねえって。


仕方ねえよ。


酒井が死んで……。


ショックだよな………。


金井だって、最近は学校に来ねーし…。


それに、一条もなんか失踪しちまったみてぇだし……」




幸樹君は、そう言った。


私を、慰めるように…。




だけど、逆効果だった。




だって、葵も萌も、そしてかなめも…。


私が殺したのだから。




「うん………そうだね」




私は、それだけ言った。




「なんか…喉渇くよね。


ジュース入れてくる!」




そして、逃げるようにして私は部屋から出て、一階へ行った。