-翌日-




起きると、いつの間にか昼の一時を過ぎていた。


…学校、またサボちゃったなぁ………。




今から行っても別に良いけど、行けるような体調じゃない。




だけど、今日は…。




最後の日だから…。




一番大好きな、一番愛している幸樹君を殺す日だから…。




行かないと……駄目かなぁ………。




重たい体を起こした時、私は思いついた。




「あ、そうだ」




別に、学校に行かなくても、家に呼べばいいじゃん。


用事があったとしても、私から幸樹君の家に行けば良い事だし。




うん、そうと決まれば幸樹君にメールしよう。