今日は、ちなみと家で二人きり…か。
家族は四人いたはずなのに、もう、私とちなみの二人しか残っていない。
「お母さんは?」
ちなみが、私に訊いてきた。
お母さんは…殺して倉庫の中だよ。
なんて言えない。
なので、
「今日もお出掛けだって」
と私は嘘を吐いた。
「ふぅん…」
最近、お母さんはしょっちゅう出掛けていたので、
ちなみは不審に思う事もなく、ただそう言った。
お父さんの事は……仕事で遅くなるって言っとこうかな。
「お父さんは、仕事で遅くなるって」
「なぁんだ…。
でも、お姉ちゃんがいるから、ちなみ、嬉しい!」
「うん、お姉ちゃんも嬉しいよ」
家族は四人いたはずなのに、もう、私とちなみの二人しか残っていない。
「お母さんは?」
ちなみが、私に訊いてきた。
お母さんは…殺して倉庫の中だよ。
なんて言えない。
なので、
「今日もお出掛けだって」
と私は嘘を吐いた。
「ふぅん…」
最近、お母さんはしょっちゅう出掛けていたので、
ちなみは不審に思う事もなく、ただそう言った。
お父さんの事は……仕事で遅くなるって言っとこうかな。
「お父さんは、仕事で遅くなるって」
「なぁんだ…。
でも、お姉ちゃんがいるから、ちなみ、嬉しい!」
「うん、お姉ちゃんも嬉しいよ」