気付いたら、葵と萌の他に、かなめの姿がー…。




「かなめ……!


かなめは、私の味方だよね!?」




そう言って、かなめに駆け寄る私。




「近づかないでっ!」


「か………なめ?」




何で………?


私の為に、自ら死の望んでくれたじゃない!


なのに…。




「よく考えたら……私達、まだ十七年しか生きてないじゃん…。


彼氏、一人位は欲しかったし、結婚したかったし、子供だって欲しかった……。


よくよく思えば、私達、なつみの勝手な都合で、殺されただけじゃない!?」


「そうよ!最低っっ!!」




かなめに続いて、葵がそう叫んだ。




「私達の未来を奪って………許さないっ!」


「そんな…」




私は……。


私は………!