嗚呼……だるいなぁ………。




「どうした?やっぱり、あまり顔色良くないぞ?」


「うん…。


またちょっと体がだるくなってきたかも………」


「ちょっと寝たらどうだ?」


「うん………そうする」




私はそう言うと、重い足取りで二階まで上っていった。


そして、部屋に着くと、ベッドにすぐ倒れ込んで、ぎゅっと目を瞑った。




葵、萌、かなめ…。


三人を殺して、こんなに気分が悪いのに…。


まだお母さんとお父さんとちなみと幸樹君……四人も残っている。


私は、後四人も殺さないといけない………。




そう思うと、大きなため息が出てしまう。




アヤメちゃんは、こんな事をして、一体何を……。




そう一瞬考えた瞬間、私は眠りにおちてしまった。