噂のアヤメちゃん

「今日は、お母さん特製のクリームシチューだよー!」


「おお、クリームシチューか~。


今日は九月だけど、ちょっと肌寒いから、ピッタリだな」




そう言って、お父さんは寝室へ入っていった。


服を着替える為だろう。




「先に食べてるからねー!」




私はそう言うと、お母さんとちなみがいる、食卓へと向かった。


私が食卓に着くと、もうお父さんが座っていた。


着替えるの、早っ!




「いただきます」




お父さんがそう言うと、クリームシチューを一口。




「う~ん、やっぱり母さんの作る食べ物は、世界一だな」




と言った。




「もう、大げさなんだから」


「大げさじゃないよー!ちなみも、お母さんの料理は宇宙一美味しいと思う!!」


「私も!」


「おだてても、何も出ないわよ~?」


「あはは」