気づけば・・・次の日の夕方
熱も大分下がったみたい
体が軽いから・・・
あ・・誰か呼ばなくちゃ
急いでナースコールを押した
「るなちゃん?起きたかな?今先生行くからね。」
看護師さんだった
ガラガラ・・・
「るな・・・調子はどう?」
「体は軽くなったよ。昨日よりはずいぶんまし」
「良かった。胸の音聞かせてな‥」
こればかりはあんまりなれない。だって恥ずかしいもん
地味に拒否。
してみたが、そのようなものが通じるはずもなく・・・
「るな・・・服あげるね。」
とか言いながら、さっと聴診器を当てた
「深呼吸して・・・うん…いいよ」
「どう?」
「音はきれいになってる」
「じゃあ、明日学校行ける?」
「あぁ、大丈夫!今日帰るか?家の方が落ち着いて寝れるだろ?」
「本当に?帰って良いの?ありがとう!!」
「じゃあ俺着替えて車とってくるから待ってて」
「はーい!」
やったーー!!帰れるって。早く学校行きたい!
そんなことを考えてると・・「るなーそろそろ行くよ。」と
でも、やっぱり体が弱ってるのがわかる
叶都もそれを察してかゆっくり歩いてくれる
やっと車につき家に向かった

