優「僕がいくよ。」 急に優羽がそう言い出した。 優「彩、僕もがんばるから…がんばってね。」 すごく悲しそうな顔で言う優羽に私はなにも言えなかった。 お別れの日。 引き取りに来た人はすごく優しそうなおじさんだった。 優羽は私にロケットを渡すと、悲しそうな、切ない笑顔で施設を去って行った。