すると上城君は、私に近づき 私の顎を綺麗な手で上にあげた。 ギシッとベットが軋む音が辺りに響く。 自然と重なり合う視線。 吸い込まれそうなほど綺麗な漆黒の瞳。 「そんな顔で言われても説得力ねぇよ」 そんな顔....? 私.....今どんな顔してるの? 考えてみても鏡がない限り、 自分の顔なんて見れないわけで。 視線だけでも上城君から外したくて キョロキョロと天井や布団を見てたら 「なんで泣いてた?」 そんな事聞いてくるから、驚いて また上城君に視線を戻してしまった。