「.....っ、、うぅ、、」 でも、なれなかったんだ。 綺麗にも強くにも、そして俊に愛される女にも。 綺麗で俊に愛される女になれたのは 私じゃなく、美麗だったんだ。 道端に生えてる雑草にさえ、私はなれなかった。 雑草だって強く生きてる。 私は、弱いままだ。 美麗のように、凛と綺麗に咲く可憐な花にはなれなかった。 その時だった。 ガラッと勢い良く保健室の扉を開けて誰かが入ってきた。 私は慌てて布団の中に潜り込む。 たとえ知らない人でも泣いてるところなんか見られたくない。