「愛衣ちゃん、おめでとうっ!
あのね、昨日、美麗ちゃんと俊君が今日は愛衣ちゃんの誕生日だって教えてくれてね。
朝からみんなで飾りつけしたり、
先生にバレないようにケーキを調理室の冷蔵庫に入れたりしてたんだ」
そう、なんだ。
朝からみんながいなかった理由はこれだったんだ.....。
不安がってた自分が恥ずかしい。
「おめでとう、愛衣」
今度は俊が、私の前に来て微笑んでくれる。
「.....俊、ありがとう」
「愛衣!はいこれ。私から」
横にいた美麗が可愛くラッピングされてある袋を私に渡してくれた。
「俺からも」
「私からも」
続いて、香里ちゃんと俊も私に誕生日プレゼントを渡してくれた。
「.....凄い嬉しい。
本当にありがとう!開けてもいい?」
誰に問わず聞くと
「どうぞ」
美麗がふわっと微笑んでくれた。
美麗のから順番に開けてみると
美麗は私の好きなブランドのポーチ。メッセージカードまでつけてくれてあった。
俊も、そのブランドのブレスレットだった。
香里ちゃんのは、可愛い置物と.....
「香里ちゃん.....これって......」
「それね、手作りのリストバンドなの。前に、愛衣ちゃんが私にお揃いのブレスレットくれたでしょ?
あれ、本当に嬉しかったの。
あれを見てると元気が出るの。
だから、そのお礼。
下手だけど、もらってくれたら嬉しいな....なんて」
へへっと恥ずかしそうに笑う香里ちゃん。

