「嘘じゃない。彼氏に聞いてみればいいじゃない。全部あなた達の誤解だから」
「そんなはずないじゃない!」
「じゃあ詳しく言うよ。
クリスマスイブ確かにあなたの彼氏に出かけようって言われた。
でもね、それはあなたへプレゼントを選ぶの手伝って欲しいからった理由だった。
あなたはちゃんと愛されてる。
しかも人の彼氏と2人きりで出かけるなんてしたら、きっとあなたが嫌な気持ちになるってわかってたから
ちゃんと断った。
これが真実。わかった?」
一気に喋り終えると、麻紀はストンと崩れ落ちた。
周りの女子たちは、唖然とした表情で私と麻紀を交互に見ている。
でも数秒後、ハッと何かを思い出したように顔を上げる麻紀。
そして、歩美ちゃんの方に駆け寄り
「で、でも......。
あんたが言ったんじゃない!!
デートしてるところを見たってあんたが言ったんじゃない!!」
歩美ちゃんの肩をもち、前後に強くゆらしている。
「あんたが嘘なんかつくかは悪いんでしょ!
全部あんたのせいよ!」
涙を溜めながら必死に歩美ちゃんを
せめる麻紀。

