真紀達が私の後ろをだるそうについてくる。
来たのは裏庭。
誰もいないから話をするには最適の場所だ。
「で?いきなり何なの?」
麻紀が私を睨み言う。
今まで黙っていた私が、いきなり
大胆な行動に出て驚いているのか
周りの女子たちは何も言わない。
「もう、いじめをやめてほしい」
「は?いじめ?何言ってんの?」
「私にしてるでしょ。いじめ。
それをやめてほしいって言ってるの」
「いじめ?私がいつそんな事したの?」
まるで身に覚えがないと言うかのようにとぼけた顔をする麻紀。
.......自覚ないの?
あれだけ色々やっておいて自覚ないの?
「毎日だよ。お弁当ぐちゃぐちゃにしたり教科書隠したり、暴言吐いてきたり暴力振るってきたり。
これがいじめ以外に何て言うの?」
「それはいじめじゃないわ。
罰よ罰。あんたが人の彼氏とデートなんかするから」
まだ、言ってたんだ。
「前にも言ったけどデートなんてしてない」
「そんな嘘通用するとでも思ってるの?」
フンっと勝ち誇ったように笑う
麻紀。

