数分、校門で待っていると自転車をひきながら玲央が来た。 「ん」 私の前で止まり、自転車の荷台を ポンポンと2回叩く玲央。 えっと......乗れってことですか? でも! 「今日は私が前!」 前も私が後ろだったから今日は私が前がいい。 だって、私重いんだよ?! 申し訳なさすぎて後ろに乗れない。 だから前がいい! 「無理だろ」 「無理じゃない、いける!」 玲央から自転車を奪い取り、少しかっこつけて 「はい乗って!」 と後ろの荷台を指差す。