そして、帰り道。 風がそよぎ、木が揺れるなかを 3人で歩く。 なぜか、いつもより会話が少ない。 2人に何かあったのかと心配していたら、珍しく俊が口を開いた。 「愛衣」 滅多に自分から話しかけてこない俊が、話しかけてきたことに驚きつつも 「なに?」 返事を返す。 「俺は.....愛衣の気持ち全てはわかってやれねーけど、気にしてんだろ? 上城と白峰って奴のこと」 俊に言われて、顔がゆがむ。 図星だから。 気にしすぎて、色々考えちゃう。