今日用事あるって言ってたのに。 もしかして、ここら辺で何か用事があったのかな? 素朴な疑問をもちながらも 俊に会えた喜びの方が勝っていて 俊の方に走って行こうと足を一歩踏み出した ーーーーその時だった。 「しゅーん!はい、これ!」 確かに俊。と誰かが呼んだ。 何処かで聞いたことのある、いや。 聞き慣れた声。 驚いて声がした方を見てみると、そこにはクレープを持って俊の元へ走っていく .........美麗がいた。