「.....私ね、いじめられてるんだ。
無視は当たり前。グループ作る時もいつも私だけ余っちゃって。
お弁当も、いつもここで1人で食べてるんだ」
驚きを隠せなかった。
こんな可愛くて、こんなに優しい子がいじめられてるなんて考えてもしなかった。
「.....いつから?いつから、いじめにあってるの?」
できるだけ優しく尋ねる。
「えっと、1年のある時期からずっと。
急にクラスのみんな女子みんなから無視されるようになって。
悪口も言われて、酷い時は叩かれて物も隠されて、お弁当はこうやって
ぐちゃぐちゃにされちゃうの」
お弁当を私に見せながら、涙を溜め必死に笑う香里ちゃん。
......昨日会ったばかりだけど。
......まだ何も知らないけど。
でも、支えになりたいと思った。
無理して笑うんじゃなくて
心から笑って欲しいと思った。

