「上城君、意味がわからない。 免許持ってないのに動いてるバイクに乗せてくれるってどういう事?」 考えるのをやめにして、直で尋ねることにした。 「そのままの意味」 「いや、それがわかんない」 そのままの意味がわかれば、悩んだりしないよ。 「上城君、もしかして無免許で運転してるの?」 絶対あっちゃいけないこと。 "違う"このこたえが普通のこたえ。 もちろん、上城君からも普通のこたえを期待していた。 けれど 「そうだけど?」 ......上城君は普通じゃなかった。