そこでビクッと肩があがった





私は2人に遠慮してたの?



言ってもいいの?
わがまま言ってもいいの?



2人と居たいなんて、迷惑じゃ
ないのかな




「......いいのかな、邪魔じゃないかな?」



上城君の綺麗なダークブラウンの髪が風に揺れるのを見つめながら問う



「そいつらが、そんなこと思うような人だと思うか?それはお前がよく知ってるはずだろ」