「美麗.....本音で話をしようか」 美麗の本音を聞きたい。 美麗が心の奥底で、鍵をかけてしまいこんでいる声を。 きっと、泣いているであろう声を。 私は拾いたい。 「.....えっ、、本音.....?」 「うん。美麗の本当の気持ちを聞きたい。俊が私の彼氏だから、そういうの関係なく、美麗の本音が聞きたい」 思えば、私と美麗は本音でぶつかり合った事がなかったのかもしれない。