調導師 ~眠りし龍の嘆き~

‡〜覚悟と決意〜‡

だから、あえて離れさせることにした。
力の覚醒をすぐには望めない私を一時外に出し、ゆっくりと時間をかけて覚醒を待つ。
見定めて、一族に従うようならば、そのまま一族の物とする。
従わぬようならば消してしまおうと…。

「勝手なっ…許さないっ」

小刀を額に押し付けるように決意と共に握り込む。

「必ずっ」





必ず後悔させてやる。


父とシンの仇をとる。





そして、終わらせてみせる。