男バスルーキーは女子高生!?

思い出したくもないのに・・・

お母さんが居なくなってから

必死に、お母さんの帰りを待ち続けた

馬鹿な私を忘れられない、自分が嫌い。



期待するほど、失ったときの感情は・・・

加「じゃ、入学式が始まるから

  体育館に移動してください」

そこに担任の気弱な声が掛かる。

私はダルそうに立つと、

体育館に向かった。

体育館はけっこう広かった。

私は指定された席に座った。

はぁ・・・早く、寝たい。

理事長のなが~い話が終わって、

次は代表挨拶なんだけど・・・。

誰が挨拶するんだろう?

「1年生代表挨拶、鳴海快。」

そうよばれて出てきたのは、

茶髪の男だった。

私の隣に居るギャルは小声で

歓声を上げていた。

そんなに、かっこいいのか・・・・?

鳴海快って云う人の長い話が終わって

やっと、入学式が終わった。



教室で私は鞄を持って、帰ろうとした。

?「神楽さん!これから、

  バスケ部の見学に行かない?

神楽さん、スポーツ得意って言ってたから、

  一緒に行きたいんだけど。

  いいかな?」

私は金髪の髪が印象的な

女の子に話しかけられた。

成る程、最近は、こういう髪形が

流行ってるのか・・・。 

出来れば、一人で

行きたかったんだけど・・・・

断りにくいし・・・・

リ「私も丁度入部するとこだったから

  いいよ。一緒に行こう。」