男バスルーキーは女子高生!?

ギリギリセーフ!

佐「全然ギリギリセーフじゃねぇよ!

  もう第4Q始まるんだぞ!」

そんなの、

言われなくても分かってるし・・・

佐伯さんって2重人格だよね・・・

試合が始まった途端、

鬼の形相・・・

じゃなくて・・・

鬼コーチ?っぽいのになるよ!

ホントに!なんかね!

いつもの佐伯さんより

こっちのほうが、

全然かっこいいよ~。


佐「神楽!

  今、俺達は3点差で負けてる。

  お前はもう

  マークされてるかもしんねぇから

  無理だと思ったら、

  春にパスしろ。

  お前、前から、

  春にしかパスはしねぇもんな。」


しないんじゃなくて・・・

できないんです~~~。

私だって悪気があるわけじゃないもん!

昔から幼馴染だったから

馴染みやすいって言うか・・・


佐「人のことは信用しろよ。」

佐伯さんはそう呟いた。

返事・・・・できないよ・・・・。

私、信用なんて

できないよ・・・・。

・・・・無理、だよ

私は俯いたまま

「絶対に勝ちます。」

そう呟いて、コートの中に入った。