男バスルーキーは女子高生!?

佐渡君とは

私の席の前の前の前の席。

運動神経がいいから

名前と顔を薄っすら覚えてたけど、

まさか、

助っ人として出てるなんて・・・


点差は18対7で負けてる!?

何で、負けてるの!?

腕はいいんじゃなかったの!?

すると、相手チームが

ドリブルしている愁の事を

思いっきり押した。

愁の動きが止まった隙に

ボールをとっている。


でも、審判は何もしない。

これ、ファウルでしょ!

この審判と相手チーム、

私達、晦冥学園を

ギタギタに叩き潰したいのか?


なんか、許せない。

晦冥学園は負けてもいいけど

バスケでズルするとか

なんか、むかつく・・・。

私は痛む左足を我慢しながら

歩いて監督のところに行った。


監督って、佐伯さんなの!?

偉そうに椅子に座って

難しそうな顔をしている。

リ「監督!遅れてすみませんでした!

  試合に出させてください!」

私は佐伯さんの目の前に立った。

佐「5分の遅刻。準備は出来てる?」

私は小さくうなずいた。

町の体育館まで走ってきたから

準備運動は大丈夫。

後は、試合中、佐伯さんに

左足を怪我してるって

ばれなければ・・・・。