男バスルーキーは女子高生!?

女の子達は戸惑いながらも

私に飛び掛ってくる。

遅い遅い。

私はスルスルと

4人の女の子達を避けた。


もうちょっと早く動かないと

私のことは、捕まえられないよ~。

4人の女の子達は息切れして

床の上に尻餅をついている。


う~ん・・・

もうちょっと、体力付けようね。

私は立ち止まって

女の子達のほうを横目で見た。

周りの女の子達は私の方を見て

目を丸くさせていた。

そのなかには、凛の姿もあった。


正確には、私の後ろで

プラスチックのくしを持って

殴りかかろうとしていた海に

みんな驚いてたんだけどね。


私が後ろを振り向いたときには

もう遅かった。


凛「危ない・・・!」


しまった!!

そう思った瞬間。

”ガン!”と鈍い音が聞こえて

私は意識を失った。

最後に見えたのは

嘲笑うような海の顔だった。


う・・・く、悔しい。