男バスルーキーは女子高生!?

キーンコーンカーンコーン。

昼休みの終わりを知らせる

チャイムが鳴り響く。


愁「もうこんな時間!?

  俺、急いで教室に戻るけど

  リナちゃんはどうする?」

私は首を横に振った。


愁「そっか。でも・・・

  ちゃんと授業には出るんだよ。

  あと、

  俺の事は”佐倉”じゃなくて

  ”愁”って呼んで!ばいばい!」


早口で愁さんは言いながら

廊下を走って行った。

最後、何言ってるのか

わかんなかったけど、

下の名前で呼んでって言った?

鯖味噌仲間として

呼んであげないこともない。


だけど・・・

ワタシ・・・・・・

愁の前で笑うのは

さっきので最後だよ。

もう、誰の前でも笑わない。

私はそう決めたの・・・・。


まるで、カラクリみたいに

笑わない。

怒らない。

泣かない。

この3つが理想の私・・・・。

私はそう考えながらも

教室へ戻ろうとした・・・・・・・


ドン!!!!!!!!

急に後ろから押されて

私は廊下の真ん中で転んだ。